こんにちは田中です。
最近、私、日曜日は龍馬伝にはまっております。
なかなか面白いのですが、ちょっと見る視点がちがうというか、セット?映像?がなかなか奇麗、かっこいいのです。そりゃあ、福山雅治もかっこいいかもしれませんが、それを引き立てるバックのセット!なかなかかっこいいと思うのです。
ただの昔の家?いや!ちょっと違うと思うのです。
マニアックかもしれませんが、光の具合がいいと思うのです。なんともいい明かり具合なのです!
NHKさん、今回のこの龍馬伝、かなりこだわって撮影、演出しているようなのです。
深い軒越しの光、書院の光、障子越しの夕暮れの光、粋だな!かっこいいな!と思うのです。
例えば照明器具を選ぶとき、ただ明るい青白い蛍光灯をたくさん付けるだけよりは部分的に白熱色などの照明を使うことがあるように、昼間の照明の役目をもする窓! もいろんなイメ-ジを持って配置したり、大きさを決めてみるのも楽しいと思います。
そうすれば、そこに かっこいい光を見つけることが出来るかも知れません。
そういえば、俳優、松田 優作が自邸を建てる時に唯一、こだわったのは、「光と風を感じる家」 というこれだけだったと20年前にテレビで担当した設計者が語っていたのを見た記憶があります。
~光を感じる家~ かっこいいと思います。
やわらかい木の床には、 やわらかい冬の日差しがとても心地いいですね。
たまには、こんな光はどうでしょう?
「 明治神宮の森を抜けることがある。東京の真ん中にあって、もともとは植林された場所なのに、今は鬱蒼としていて、太古以来ずっと続く何ものかの気配さえ感じさせる。
その際、楽しみにしている光景がある。両側の木々が繁茂し、それが影を落として、参道の真ん中だけが明るく「光の川」に切り取られるありさま。その「流れ」に沿って歩いていく。
光の川の中を、子どもたちが真っ直ぐにどこまでも走っていくのを見ることがある。麗しきそのかたちに気づかずに去る人がいる。奥に向かって次第に暗くなっていくその向こうへと、光が流れ込んでいく。川が続いていくその道を歩く度に、何かが自分の中にしみこんでいくような思いがある。
森の暗がりの中を、何ものかの気配が動いていくのを感じることもある。それが現実なのか、心象風景に過ぎないのか惑いながらも光の川を辿る。そのような時は、大抵は何かやっかいなことを考えていて、周囲を見ているようで見ていないのが実態だけれども、光の川だけは視野に入っている。何かのきっかけがあると感覚が開かれる。目が覚まされる。薄皮がはがれるように、その前よりも世界の消息と少しだけ近しくなる。」
茂木健一郎 著 「今、ここからすべての場所へ」 より抜粋
~光を感じる家~

